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墓じまいで後悔しないために よくある後悔とトラブルの防ぎ方
墓石撤去・墓じまい
2026.10.31

「墓じまいをしたあとで後悔しないだろうか」。お墓を片付けると元に戻すことはできないため、決断の前に不安を感じる方は多いものです。実際、墓じまいを終えた方の中には「親戚に反対された」「お参りする場所がなくなって寂しい」と感じた方もいます。
この記事では、墓じまいでよくある後悔とトラブルの例、それぞれを防ぐための対策、後悔しないための進め方を、名古屋で墓じまいのお手伝いをしている石材店の立場から解説します。
目次
墓じまいの件数は年々増えており、総務省の資料によると、改葬の件数は平成26年度の約8万4千件から、令和6年度には約17万6千件と倍増しています。墓じまいを経験した100人を対象にした民間の調査(Forbes JAPAN掲載)では、「やってよかった」「どちらかといえば、やってよかった」と答えた人が合わせて84%にのぼりました。
一方で、同じ調査では「もっと早い時期に墓じまいをすればよかった」「もっと早く親戚に相談・共有しておけばよかった」という声も挙がっています。墓じまいで後悔しないためには、親族やお寺との相談を早めに始め、遺骨の移し先と費用をしっかり確認してから進めることが大切です。

もっとも多いのが、親族との関係にまつわる後悔です。兄弟や子どもには話していても、叔父や叔母、いとこなど、同じお墓にお参りしてきた親戚には事後報告になってしまい、「先祖のお墓をなくすなんて」と責められるケースがあります。お墓には、その家だけでなく親戚にとっての思い出や気持ちが詰まっていることを忘れないようにしましょう。
お墓の管理の負担から解放されてほっとした一方で、「手を合わせる場所がなくなった」「お盆に家族で集まる機会がなくなった」と寂しさを感じる方もいます。お孫さんに「お墓参りに行かないの?」と聞かれて、はっとしたという声もあります。
費用を抑えるために合祀墓(合葬墓)を選んだあとで、「やはり手元に残したかった」「別の場所に移したい」と思っても、ほかの方のご遺骨と一緒に納められたご遺骨は取り出せません。名古屋市のみどりが丘公園の合葬式墓地でも、納めた遺骨は返還・改葬・分骨ができないと案内されています。
墓石の撤去費用が見積もりより増えた、納骨されているご遺骨が思ったより多かった、移し先の費用を見落としていた、などの理由で予算を超えてしまうことがあります。先ほどの調査でも、墓じまいの前に不安だったこととして「費用の問題」を挙げた人が52%ともっとも多くなっています。
菩提寺のお墓を墓じまいする場合、離檀の際にお寺とのやりとりが必要です。国民生活センターには、高額な離檀料を求められた、離檀を受け入れてもらえないといった相談が寄せられています。墓じまいの意向を一方的に「報告」するのではなく、これまでのお礼を伝えながら「相談」する姿勢が大切です。

寂しさが心配な方は、合祀だけでなく、一定期間は個別に安置される永代供養墓や納骨堂、自宅近くの樹木葬など、手を合わせる場所が残る移し先を選ぶ方法もあります。ご遺骨の一部を手元供養にする方もいます。移し先の種類と選び方は墓じまいして永代供養にするにはで解説しています。
合祀は費用を抑えやすい一方で、あとから取り出すことはできません。家族全員が納得しているか、ほかの選択肢と比べたかを確認してから決めましょう。
見積もりでは、墓石の解体・撤去、ご遺骨の取り出し、運搬、更地に戻す工事などが含まれているかを確認しましょう。納骨されているご遺骨の数も事前に確認しておくと、移し先の費用を正しく見積もれます。費用の考え方は名古屋市の墓じまい費用相場、費用が心配な方は墓じまいのお金がないときはどうするもご覧ください。
離檀料には法律で決まった金額はありません。納得できない金額を求められた場合は、消費者ホットライン「188」に相談することもできます。また、改葬許可の申請に必要な埋蔵証明書をお寺が出してくれない場合でも、総務省の資料では、自治体がほかの書類で改葬を許可した事例が紹介されています。困ったときは、改葬許可を出す市区町村の窓口に相談しましょう。

閉眼供養の準備やお布施については閉眼供養(魂抜き)とは、費用の分担については墓じまいの費用は誰が払う?で解説しています。
名古屋石材 匠実乃では、事前の現地確認とお見積もりから、役所への手続き代行、閉眼供養のご案内、墓石の撤去と更地戻し、改葬先の手配まで、まとめてお手伝いしています。
「親族に説明するための資料がほしい」「合祀にするか、お参りの場所を残すか迷っている」といった段階のご相談もお気軽にどうぞ。墓じまいの内容は墓石撤去・墓じまいのページをご覧ください。
A. 墓じまいは、お墓を守れなくなる前に、ご先祖様のご遺骨をきちんと供養できる場所へ移すための選択です。閉眼供養を行い、移し先で供養を続けることで、気持ちの区切りをつける方も多くいらっしゃいます。
A. 永代供養墓や納骨堂、樹木葬などに移した場合は、その場所でお参りできます。散骨や合祀の場合でも、自宅で手を合わせたり、手元供養を取り入れたりする方法があります。
A. 墓じまいを考えた理由を具体的に伝え、時間をかけて話し合うことが大切です。分骨して一部を残すなど、反対している方の気持ちに配慮した方法も検討しましょう。
墓じまいの後悔は、親族への相談不足、お参りの場所がなくなる寂しさ、合祀で遺骨を取り出せないこと、費用の想定違い、お寺とのやりとりなどから生まれます。多くは、早めの相談と、移し先や費用の事前確認で防ぐことができます。
焦らず、家族や親族と話し合いながら進めましょう。名古屋で墓じまいをお考えの方は、名古屋石材 匠実乃へお気軽にご相談ください。
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