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墓じまいはどこに頼む? 石材店・代行業者の違いと選び方
墓石撤去・墓じまい
2026.10.31

「墓じまいをしたいけれど、どこに頼めばいいのか分からない」。墓じまいには、お墓の撤去工事、役所での改葬の手続き、お寺や霊園とのやりとり、ご遺骨の移し先探しなど、いくつもの作業があります。頼み先も、石材店、墓じまいの代行業者、行政書士などさまざまで、迷われる方は少なくありません。
この記事では、墓じまいの主な依頼先とそれぞれの違い、業者選びで確認したいポイント、名古屋の市営墓地で依頼するときの注意点を、名古屋で墓じまいのお手伝いをしている石材店の立場から解説します。
目次
総務省の資料によると、改葬の件数は平成26年度の約8万4千件から、令和6年度には約17万6千件と倍増しています。墓じまいの依頼先も増えていますが、墓じまい業者のうち、実際に墓石を解体・撤去するのは石材店です。代行業者に頼んだ場合も、工事は提携する石材店が行うのが一般的です。
そのため、墓地の決まりで工事業者が指定されていなければ、石材店に直接相談するのが分かりやすい方法です。手続きから移し先探しまで一つの窓口にまとめたいか、工事だけを頼みたいかによって、依頼先を選びましょう。

| 依頼先 | 主にお願いできること | 向いている方 |
|---|---|---|
| 石材店 | 墓石の解体・撤去、ご遺骨の取り出し、区画を更地に戻す工事。手続きや移し先の相談に対応する店もある | 工事の内容や費用を直接確認したい方 |
| 墓じまいの代行業者 | 相談の窓口、提携する石材店や移し先の紹介・手配 | 遠方に住んでいて、まとめて任せたい方 |
| 行政書士 | 改葬許可申請書など、役所に出す書類の作成 | 書類の準備だけを専門家に頼みたい方 |
| 墓地の管理者(お寺・霊園) | 埋蔵証明書の発行、返還の手続き、指定石材店の案内 | 寺院墓地や指定石材店のある霊園の方 |
墓石の解体と撤去、ご遺骨の取り出し、区画を更地に戻す工事を行うのが石材店です。現地を見たうえで見積もりを出すため、工事の内容や費用の理由を直接聞けるのが利点です。間に入る会社がないため、話が伝わりやすく、仲介の手数料もかかりません。
代行業者は、相談の窓口となり、提携している石材店や、永代供養墓・散骨などの移し先を手配します。遠方に住んでいてお墓のある場所へ何度も行けない方には便利ですが、工事そのものは提携先の石材店が行います。見積もりに紹介料や手数料が含まれていないか、誰が工事を担当するのかを確認しておきましょう。
改葬許可申請書のように、役所に提出する書類を、報酬を受け取って作成できるのは原則として行政書士です。令和8年1月1日に施行された改正行政書士法では、「いかなる名目によるかを問わず」報酬を得て書類を作成することは行政書士以外にはできない、という趣旨が条文に明記されました。業者に手続きまで任せる場合は、書類の作成を誰が行うのかも確認しておくと安心です。
改葬の許可を申請するには、墓地の管理者が作成する埋蔵証明書が必要です。お寺の境内にある墓地や民営の霊園では、工事できる石材店が決められている(指定石材店)ことがあります。依頼先を探す前に、まず墓地の管理者に、墓じまいの手続きと工事業者の決まりを確認しましょう。

墓石の撤去費用は、墓石の量、重機が入れるかどうか、通路の広さなどによって大きく変わります。写真や電話だけで金額を決めてしまうと、工事の当日に追加費用が発生することがあります。現地を確認したうえで見積もりを出してくれるかを確かめましょう。
「墓じまい一式」とだけ書かれた見積もりでは、何が含まれているのか分かりません。墓石の解体・撤去、運搬・処分、基礎の撤去、更地に戻す工事、ご遺骨の取り出しなどが、項目ごとに書かれているかを確認しましょう。2〜3社に見積もりを依頼し、同じ項目で比べるのがおすすめです。
工事を始めてから、地中に古い基礎やご遺骨が見つかることもあります。どのような場合に追加費用がかかるのか、その金額の目安はどのくらいかを、契約の前に聞いておきましょう。
工事の内容、金額、支払いの時期、工事の日程は、口約束ではなく書面で受け取ることが大切です。親族で費用を分担する場合も、内訳の分かる見積書や契約書があると説明しやすくなります。
撤去した墓石やコンクリートは、廃棄物として適切に処分する必要があります。処分の方法や費用が見積もりに含まれているかを確認しましょう。
建設業法では、建築一式工事以外で1件の請負代金が500万円未満の工事は「軽微な建設工事」とされ、建設業の許可がなくても請け負うことができます。墓じまいの工事の多くはこの範囲に入るため、許可の有無だけで判断はできません。所在地がはっきりしているか、その地域の墓地での工事の実績があるかもあわせて確認しましょう。

名古屋市の八事霊園では工事業者の指定はなく、墓地の使用者が直接、石材店に工事を依頼します。墓じまいの撤去工事の費用は、墓地の使用者(名義人)が負担すると案内されています。名義人が亡くなっている場合は、名義変更(承継)と返還を同時に申請する「承継返還」で墓じまいを進めることができます。
市営墓地の墓じまいの手続きは、霊園ごとの記事で詳しく解説しています。
お寺の墓地の場合は、工事の前にご住職へ墓じまいの相談をし、閉眼供養の日程も決めておきましょう。閉眼供養については閉眼供養(魂抜き)とはで解説しています。
移し先の選び方は墓じまいして永代供養にするには、費用の目安は名古屋市の墓じまい費用相場をご覧ください。
名古屋石材 匠実乃は、名古屋の石材店です。事前の現地確認とお見積もりから、閉眼供養のご案内、墓石の撤去と更地戻し、改葬先の手配まで、まとめてご相談いただけます。
「どこに頼めばいいか分からない」「ほかの業者の見積もりと比べたい」といった段階のご相談もお気軽にどうぞ。墓じまいの内容は墓石撤去・墓じまいのページをご覧ください。
A. 工事の内容や費用を直接確認したい方は石材店、遠方に住んでいて窓口をまとめたい方は代行業者が向いています。代行業者に頼んだ場合も、工事は提携する石材店が行うのが一般的です。
A. お寺や民営の霊園では、工事できる石材店が決められていることがあります。まずはご住職や霊園の管理事務所に確認しましょう。名古屋市の八事霊園では、工事業者の指定はありません。
A. 2〜3社から取り、同じ項目で比べるのがおすすめです。金額だけでなく、何が含まれているか、追加費用の条件も確認しましょう。
墓じまいの依頼先には、石材店、代行業者、行政書士、墓地の管理者があり、それぞれ役割が違います。墓石の撤去工事を行うのは石材店で、墓地に指定がなければ直接相談できます。業者を選ぶときは、現地を見た見積もり、内訳、追加費用の条件、書面での契約を確認しましょう。
名古屋で墓じまいをお考えの方は、名古屋石材 匠実乃へお気軽にご相談ください。
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