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墓の移設と「離檀」の違いをご存じですか?
その他
2025.12.7

近年、墓じまいや墓の移設が増える中で、「離檀(りだん)」という言葉が一人歩きしています。
しかし実は、墓を移すこと=離檀ではありません。
本来の「離檀」の意味を正しく理解することが、お寺との良い関係を保ちながら供養を続けるためにはとても大切です。
目次
離檀とは、檀家として所属してきたお寺との縁を解消し、今後一切のお付き合いを終えるという意味を持ちます。
これは単なる事務手続きではなく、精神的・宗教的に非常に重い意味を持った行為です。
しかし、最近は
「墓を移す=離檀しないといけない」
と誤解される方が非常に多く見られます。
お墓を、より生活の近い場所に移したい。
親族の負担を減らすために、自分たちの住む地域へ移したい。
こうした理由で墓を移すことは、離檀とは別の行為です。
寺院は“お墓の番人”ではありますが、
檀家の生活や事情を理解し、寄り添う存在でもあります。
そのため
「遠方で供養が難しくなった」
という理由で移設する場合、多くのお寺では丁寧に話を聞き、
場合によっては 近くのお寺を紹介してくれる こともあります。
これは、檀家の供養が今後も正しく続くことを第一に考えてのことです。
お寺は本来、檀家の方々が支え、守り続けてきた存在です。
お寺と檀家は上下関係ではなく、互いに助け合う“共同体” という考えが本質にあります。
そのため、供養を続けるために墓を移すという選択は、
檀家として自然な判断であり、寺院もそれを尊重します。
近年の報道では、
「子どもや孫に負担をかけたくない」
という理由で墓じまいを決断する方が増えています。
しかし裏を返せば、
守ってくれる子や孫がいるという、それ自体が幸せでもあります。
「負担になる」という考えだけで決めてしまうのではなく、
家族と丁寧に話し合い、
お寺ともきちんと向き合い、
正しい情報をもとに判断することが大切です。
そのためには、
こうした“本当に寄り添う業者”に相談することをおすすめします。
墓じまいや移設は、家族の未来の供養をどう繋いでいくかを考える大切な時間です。
匠実乃では、寺院との関係性や供養の意味を大切にしながら、
お客様の想いに寄り添ったご提案を行っています。
📩 ご相談はこちら
👉 https://takumino-sekizai.nagoya/contact
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