スタッフブログ
お墓に携わるからこそ感じる
墓石販売/建立
2026.01.16
目次
お墓の仕事をしていると、
日本語の奥深さ、
特に 漢字の持つ力 に驚かされる瞬間がしばしばあります。
日常では意識しない表現が
お墓の文字や戒名、姓名に刻まれたとき、
その意味がストレートに胸に響くことがあります。
今日は、墓石彫刻の現場だからこそ気づけた
日本語の言葉の魅力をいくつか紹介します。
生まれた日=誕生日。
何気なく使っていますが、
漢字を見ると
“誕(うまれる)” と “生日(生まれた日)”。
ところが昔の解釈では
“誕”には 生まれてすぐは命が不安定
という意味も含まれています。
つまり誕生日とは
「うまれた瞬間は生死の境にいた」という
少し切ない意味も持つ言葉。
それが現代では
命がつながっていることへの祝福として
「おめでとうの日」になりました。
漢字は変わらなくても
意味は人生とともに育つのだな
と思わされます。
寿命というと
“人生の終わり” のイメージがありませんか?
しかし漢字を分解すると
寿=長寿・祝福
命=大切な命
本来寿命とは
与えられた命を、まっとうすることを祝う言葉。
終わりではなく、
生ききった歩みを認め、
称える意味があります。
お墓に刻まれる没年や享年を見るたびに
「しっかり命を送り切った」という
尊さを感じずにはいられません。
“亡くなる前” を
日本語ではふつう 生前 と言います。
死を基準にせず、
生きていた時間を基準にする。
この言葉遣いは
日本人の死生観そのものです。
お墓の字を彫るとき
生前の朱文字(赤文字)が
今を生きる命の証であるように、
文字ひとつに
人生そのものが刻まれています。
俗名とは、生きていた時の名前。
仏教の視点でつけられる戒名と対になる言葉ですが、
俗名は
家族に呼ばれ、社会の中で生きた証。
戒名(法名)が
仏の世界の名前だとすれば、
俗名は
この世で輝いていた名前です。
どちらが上とか下ではなく、
両方が人生の両輪。
墓石に刻む意味を説明すると
胸を打たれるご家族も多いです。
お墓の仕事を続けていると
墓石に刻まれる文字が
単なる記号ではなく、
そのすべてを背負っていることに気づきます。
だからこそ匠実乃では
一文字一文字
心を込めて彫刻しています。
漢字の意味や刻み方、
俗名だけの彫刻を希望する方も増えています。
疑問だけでも大歓迎です。
▼ 名古屋石材 匠実乃
https://takumino-sekizai.nagoya/contact/
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